:Synthesize
ALEX FROM TOKYO / “TIMEWARP”― REAL DANCE MUSICの提案
－ それは意味がありますね。それを踏まえて一年間を振り返ってどうですか？
ALEX 「大袈裟かもしれないけど間違いない事をやってるつもりだよ。日本で本当にやりたかった事だからね。去年からレジデントをスタートしたけど、毎回フレッシュ内容だったし、いつしかたくさんの人達がサポートしてくれるようになって盛り上がってきてるよ！何より、YellowとRyo Watanabeとの関係は大きいよ。とても嬉しいし、感謝している。勿論、これからも。そういう意味では、ラストにMagicが起きたのは当然かもね！」
－ 初めてこの企画を話した時の理想に近づいてきましたね。
ALEX 「そうだね。パーティやMix CDも2枚になるけど、反応が面白い方向に向かってるね」
－ 海外のMix CDは毎回嬉しい声をもらってますね。
ALEX 「毎回NYCのStudioで１発で録音しているんだ。LIVE感を伝えたい、"パーティの空気感をパッケージする"というのがコンセプトだからね。出来る度に友達のDJやクリエイターに渡すのだけど、みんな良いフィードバックが返ってくるんだ。純粋に嬉しいよ！それともう一つ。ビジュアルもとても重要視しているよ。僕らのコンセプトを理解してくれているアーティストにデザインをお願いしているんだ。２枚ともそれぞれ気に入っているよ。
例えば、"001"のCODE;Cのアートワークで全てが始まったから思い入れがあるね。だから、Live Paintでセッションできて最高だったよ！
Tomokazu Matsuyamaに関しては、Tokyo Black Starのジャケットを担当してくれた事もあってとても信頼している。彼とは自分と育った生活環境や考えがとても近いんだ」
－ 今後も良い作品を作っていきたいですね。では、<TIMEWARP>の他にも、今後のリリースや活動も活発になるようですが。
ALEX 「今年は色々あるよ。今回、ツアー企画でもあったMix CD"MI MIX" (ULTRA VYBE)を出たばかりだけど、「TOKYO BLACK STAR」としてもINNERVISIONSからの新曲EPと初のアルバムが控えている。特にアルバムは僕らにとって初めてという事もあって、かなりのアイディアと時間を注いだよ。収録される内容もかなり濃いものになるので是非期待して下さい！DJ活動も今以上に世界を廻るつもりだよ。
最近、NYにもまた新しいClubが出来てきたし、ヨーロッパも更に盛り上がってきてる。他にも新しくポジティブな動きも出てきて、またシーンが少しずつ盛り上がってきてるからプレイにも気持ちが入るよ」
－ そういった話を聞くと、ALEXから見て様々なクラブシーンに対して感じる事も多いのでは。
ALEX 「それは善くも悪くもたくさんあるよ。当たり前な事だけど国によって文化や人種も違う。音楽に対する環境や習慣の違いで様々だね。
地域の特質やたまたまその時のシチュエーションでまったく変わるからね。だから、一概に「コレ」とは言えないよ。
まぁ、でも確実なのは、当たり前だけどDJにとって毎回同じ事はあり得ないからね。僕自身も常に新しい事をトライしているし、その時の状況やその場の人達から起こす何かがある。
そんな"Magic”が起きるから最高だよ」
－ ツアー後半戦、そして今後も"Magic”が起きるように！
ALEX 「今からもとても楽しみだよ。皆で盛り上げていきましょう！そしてこれからも<TIMEWARP>に期待して下さい！」
― END ―
